スリランカの宝石鉱山の採掘現場へ

スリランカの宝石鉱山の採掘現場へ

前回の続きの記事になります。

 

宝石と聞きますと綺麗、高級、華やか、などといった言葉を

想像されるのではないでしょうか?

私も初めはそうでした。ですが宝石のことを知るに連れ

どんな場所でどのようにして採れてどうやってここまで綺麗になったのかを

知り、現場をこの目で確認したく実際行ってきました。

まず鉱山とは簡単に言うと「鉱物を掘り取る場所です」

私が向かった鉱山はこちら

私が行った日の先週まで大雨が降っておりラトゥナプラにある鉱山のほとんどが浸水していて稼働できておらず、

唯一稼働していた所があったのでそちらを見に行かせて頂きました。

 

 

鉱山

穴をこのようにして10〜30メートルほど掘り、この穴は大体1ヶ月ほどで掘り切るそう。

鉱山

この中はとても真っ暗で採掘者達は命綱もつけずに降りて行きます。

足を滑らすと命の補償はありません。命と隣り合わせな事を身を持って実感しました。

穴の中で泥をかき集め、上から降りてくる袋に詰めます。

その袋を上の人たちで写真の様に揚げて行きます。

 私も一緒になってやってみましたが、袋の重さは女性一人では到底持てない重さでした。

それを積み、揚げ、運び次の工程に入ります。

ザルの様なものでくるくる回しながら大きい石だけを残し、小さな石を落としていきます。

上がるとようやく石をたくさん見ることができました。

この中から採掘者達の目で石を探して行きます。

この時に出たものがこちら!

コランダムはありませんでしたが綺麗な色をした石がたくさん出てきました。

こうして何千年も地中の中に眠っていたものに出会い、神秘的な感情になりました。

身近にある宝石はこうして私たちの手元に渡ってくる。

宝石を買うと言うことはこの方達の生活も支えてると言うこと。

宝石を通して平和な世界作りをしていきたいと考えています。peace

 

最後まで目を通して頂きありがとうございました。

MON LA VIE    MOE  YAMAGATA

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